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パンデミックの中で小企業が生き残るためには~巣ごもり消費の増加とEC取引~

参照:unsplash.com

米国では新型コロナウイルスにより都市閉鎖が始まって以降、1カ月以上経ちますが、ウイルスにより死亡した人数は4万人を超えてしまいました。

政治家や地域のコミュニティは国家政府に対し、それぞれの州の地域のレストランやバー、お店などの小企業を支援するため日本円にして約32兆2500憶円の支援金を提供するよう交渉しているほど深刻な状況です。

ニューヨーク州では国内最大級の抗体検査を行おうとしている中、一方、各地でロックダウンに対する抗議デモが行われました。経済への大打撃を受けて職を失った市民や、コロナウイルスの感染者の数字に疑いを持つ市民が参加しました。また、アイダホ州、サウスダコタ州、ミネソタ州、モンタナ州、ニューヨーク州、オハイオ州、テキサス州、バーモント州ではSocial Distanceの規制を緩め、経済の低下を抑えるための政策が企画されています。

新型コロナウイルスにより売上低下に苦しんでいるのは世界共通で小売業・中小企業ですが、だからといって都市閉鎖を解禁し、ウイルス拡大を防止できなければ元も子もありません。日本では4月上旬に緊急事態宣言が発令されて以降、外出自粛の影響で巣ごもり消費が増加し、結果としてEC取引の加速が進んでいる状況でもあります。裁縫道具などの趣味に関する品物や家で体を動かすための運動器具などの商品・サービスが好調だそうです。また、ライフスタイルグッズを扱うウェブサイトや、コーヒーやお茶を売るサイト、オリジナルクラフトビールを届けるサービスをしている中小企業なども売り上げを伸ばしているそうです。

このようなパンデミックの状況の中で小企業として生き残るためには、オンラインでのマーケティングツールが不可欠となります。

Shopifyでは小企業の売り上げ困難を支援するため、Eメールマーケティングツールの提供を無償で始めました。ギフトカード機能の提供や、店頭受取機能、オンラインセミナーの開催もしています。

また、オンライン広告サービスの利用もビジネス戦略の一つになるでしょう。インターネットのサービスが普及する中、マーケティング・広報の枠は広告だけに当てはまりません。というのも、InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSからPinterestやWordPress、Reeditなどのブログ集客も戦略に含まれるからです。

様々なメディア媒体を使用し顧客をターゲティングしていくと同時に、顧客満足度を上げるためのサービスを考えていくことで、パンデミックにも打ち勝ちながらビジネスをすることができるでしょう。もちろん、ウイルス対策も万全にしましょう。オンラインでも、現実のウイルス、どちらもです。

Lizuna (https://lizuna.com/) は、3つのテクノロジーを用いてオンラインショッピングサイト上の詐欺や悪意のある注文を監視・防止する会社です。EC運営者の安全なビジネス経営のため、日々研究に刻苦勉励しています。

参考文献

Shannon, Joel. “US reopening: What states are relaxing social distancing restrictions and moving away from lockdowns?”. April 19, 2020. USA Today.